
2025/11/18
【新しい肺炎球菌ワクチン『キャップバックス』について】
肺炎球菌感染症の予防を目的として、2025年10月に初めて成人に特化して開発された、肺炎球菌結合ワクチン『キャップバックス』が発売されました。
現在は自費接種となりますが、1回の接種で長期間効果が持続するため1回のみの接種で完結することが可能です。
キャップバックスの特徴
・21種類の肺炎球菌の型に対応しており、これまでカバーできなかった型も含まれる。
・1回の接種で長期間効果が持続。
・ニューもバックスのように5年ごとの追加接種は不要。
おすすめの方
・65歳以上のかた
・喫煙者
・喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)など呼吸器に持病がある方
・糖尿病、心不全、狭心症、肝臓、腎臓に持病のある方
・1年以上前にニューモバックスなどを接種された方
・そのほか、治療や持病で免疫力が弱くなっている方
接種について
・回数 1回接種のみ
・費用 自費 15,000円(税込)
・接種方法 筋肉注射 *肩を出しやすい服装でお願いします。
・副反応 接種部位の腫れ、軽い発熱などは数日でおさまることがほとんどです。
接種例
65歳公費対象者 → ニューモバックスを接種 → 1年以上あけてキャップバックスを接種
66歳以上の方で肺炎球菌ワクチン接種済の方 → 1年以上あけてキャップバックスを接種
66歳以上の方で肺炎球菌ワクチン未接種の方 → キャップバックスを接種