お知らせ

2024/04/17

【帯状疱疹ワクチン接種について】

帯状疱疹を予防するワクチンのご案内です。

帯状疱疹とは

子供の時にかかった水ぼうそう(水痘)のウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が、水ぼうそうが治癒した後も脊髄近くの神経節と呼ばれる部分に潜み、疲れやストレスなどで身体の免疫力が低下したときに再び活性化することで、神経を通って皮膚に痛みを伴った水泡ができます。
脇の下から胸部・腹部にかけてと、額からまぶた・鼻にかけて症状が出やすく、神経に沿って身体の左右どちらか一方に帯状になって症状がでるのが特徴です。
日本人では5~6人に1人がかかると言われています。実際、発症者は50歳以上の世代が約7割を占めています。

★帯状疱疹を予防するワクチンは2種類★
乾燥弱毒性水痘ワクチン「ビケン」
予防効果:帯状疱疹発症を51.3%減少
     帯状疱疹後神経痛は66.5%減少
ワクチンの種類:生ワクチン
接種方法・回数:皮下注射・1回接種
費用:8,800円(税込) 4,000円×1回の助成あり
副反応:軽度の接種時の痛み、ワクチン接種による一般的な副反応
その他:妊婦や免疫機能低下のある方は接種不可

帯状疱疹ワクチン「シングリックス」
予防効果:帯状疱疹発症を97.2%減少
     帯状疱疹後神経痛は85.5~100%減少
ワクチンの種類:不活化ワクチン
接種方法・回数:筋肉注射・2~6か月間隔で2回
費用:2回分 合計40,000円(税込) 10,000円×2回の助成あり
副反応:中等度以上の接種時の痛み
    7日以内の局所の疼痛78%
    発赤腫脹30%
    筋肉痛・易疲労感40%
その他:妊婦や免疫機能低下がある方も接種可能

当院では、費用と効果の面からシングリックスを勧めております。
ご不明な点がございましたら、診察時にお問合せいただければご説明させていただきます。よろしくお願い致します。


    

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